分類としては、裁判による手続きですので「法定整理」となります。その中でも、法人格を消滅させる「清算型」の倒産手続きであるということができます。
■破産手続の流れ
破産手続きを行う場合、まずは裁判所に破産申立を行います。この際には、「予納金」という費用が必要になります。次に、裁判所が破産手続開始を決定のうえ、破産管財人を選任します。この時点から、会社の財産の管理は破産管財人により行われます。破産管財人には、会社と無関係な弁護士が指名されます。
その後、破産管財人と打ち合わせを行い、会社の全財産を処分し、金銭に換えていきます。これが終わったら、債権者集会を行った上で債権者への弁済・配当を行います。
最後に、裁判所から「破産手続終結」がなされ、法人格が消滅すれば、破産手続の完了です。
株式会社東京事業再生ERでは、東京都港区を中心に全国で、事業再生、倒産手続、自己破産、借金など、事業に関する問題全般についてご相談を承っております。お悩みの際はお気軽にご相談下さい。
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